かえでのログ

目指せ素敵ワーママ!

わたしの不妊治療(体験談)

こんにちは、かえでと申します。

 

私は2019年8月から妊活を始め、2020年4月に念願の第一子を授かることができました。

妊活の期間は1年弱。

妊活中だなんて周りの友人には言えないし、唯一の戦友が主人であることは心強いけど体の変化を感じられるのは私だけだし、孤独で先の見えない、辛いたたかいでした。

もちろん、もっと長い道のりで苦しんでいる方がいることは承知しています。

ここでは私個人の記録として、体験談を記載します。


私が不妊治療に通うきっかけとなったのは、美容師さんに勧められたからです。

まだ20代だし、まだ妊活し始めて3ヶ月だし。そして、通院を始める=自分が不妊症だと認めたような気がしてしまって。認めたくなかった…。躊躇する気持ちも大きかった。

でも、検査せずにこのまま続けても、無駄な努力をしていることになるかもしれない…と、勇気を出して一歩踏み出すことにしました。

 


正直、通院は苦でしかなかったです。排卵のタイミングで通院を指示されるので、平日も通わなくてはいけません。幸い家から徒歩20分弱のところに、平日朝診療をしている不妊治療の病院があったのでそこに通いました。秋冬の寒い時期、ひとり7時前に家を出て病院に向かう。先生もすごく淡白で、ササっとエコーを見て次回の指示。そのまま会社に向かうと到着は9時半でもちろん遅刻(フレックス制だけど)。まわりの白い目を気にしながら仕事を始める。

 


自分の努力の範囲ではどうしようもできない、これまでの人生で感じたことのない「壁」を感じました。

 


2度のタイミング法が上手くいかず、次のステップとして12月に卵管造影を実施しました。これまた痛い。バルーンを子宮に入れるのですが、重い生理痛のような感覚。この時人生で初めて、生理痛もともと重くて(この痛みに慣れてて)よかったあ!と感じました。

 


1月は長期出張に行っていたので通院できず、2月以降は通う気になれなくて…サボってしまっていました。数ヶ月の通院で、私の排卵のリズムが少し掴めていた(排卵検査薬よりも3-7日遅く排卵がくる)ので、それを頼りに自己流タイミングで。正直、期待していなかった。

でも、結果、3月に授かることができ、4月に妊娠が発覚しました。

 


辛い道のりだったけど、あの時不妊治療に通い始めなかったら、授かれていなかったかもしれない。勇気を出してよかったな、と思います。