わたしの不妊治療(スケジュール、検査項目と費用)
前回は、不妊治療に対する想いをつらつらと綴りましたが、
今回は具体的にスケジュールや費用について書き留めておこうと思います。
なお、11月から病院に通い始め、1月に海外出張で不在にしていたこともあり中断したので、通院期間は2ヶ月とかなり短いです。
もっと長い期間通院されている方もたくさんいらっしゃいます。本当に大変だと思います。
でも、私は弱いので…2ヶ月でひぃこら言ってました。体力的にも、精神的にも、辛かった。
あくまでも、個人の体験として書き留めておくものあること、ご理解ください。
スケジュールと費用
こんな感じで通っていました。
11月
第2週
・火曜 初診。エコー、クラミジア検査 :約3,500円
第3週
・月曜 エコー、血液検査 :約1,800円
・金曜 エコー(自費) :約2,700円
※エコーは、月内で上限を超えると自費になります
第4週
・水曜 エコー(自費):約2,700円
第5週
・水曜 血液検査 :約4,800円
12月
第1週
★ 生理開始
第2週
・月曜 血液検査 :約2,700円
・金曜 卵管造影 :約10,400円
・土曜 卵管造影 :約2,700円
・精液検査 :約1,200円
第4週
・水曜 エコー :約1,800円
※この後も1月、2月と生理がきてリセット。3月末の生理が来ず、晴れて子を授かりました。
合計 34,300円
上記スケジュールを見ておわかりいただけると思うのですが、通院はほぼ平日でした。
仕事を頻繁に休むわけにもいかないので、早朝診療(朝7時半から)で受診していました。
私はフルタイム総合職勤務で、それなりに忙しい部署にいたので、
平日は週1回遠方出張、事務所勤務日はほぼ毎日9時〜20時まで働き詰めの日々でした。
その合間に通院していたので、精神的には言わずもがな(終わりの見えない治療の辛さ、相談相手のいない辛さ)、体力的にかなりキツかったです。
検査項目
実施した検査は以下の通りです。
1.エコー(経膣超音波検査)
排卵のタイミングを、エコーで目視して確認します。
ちまたには排卵検査薬なるものが存在しますよね。
排卵の約24時間前に増加する黄体形成ホルモン(LH)が尿中に多量含まれているいると、陽性となり排卵のタイミングを教えてくれる、というものです。
不妊治療に通うまで、この排卵検査薬を絶対的なものだと信じていたのですが、そうではないようです。(個人差があると思います)私の使っていた検査薬の精度が低かったのか…?
私の場合、排卵検査薬で排卵日と予測された日にエコーを確認しても、未だ卵胞が全く大きくなっていませんでした。
エコーであれば、卵胞の様子を目視できるので確実、というわけです。
いわゆるタイミング法は、このエコーが診察の中心になります。
2.クラミジア検査
3.ホルモン検査(採血):生理中、排卵後
4.甲状腺機能検査(採血)
5.精液検査
精液の量、精子の数、運動率、正常形態率を調べます。
6.子宮卵管造影
造影剤を子宮卵管に流して、形に異常がないか、卵管が通っているかを調べます。
これが、痛い。。。
痛み止めの座薬を飲ませてもらったのですが、それでも痛かった。
どのような痛みかというと、「生理痛2日目のピーク時」くらいの痛みです。
(私は生理痛で会社を休む日があるくらい生理痛が重い人です)
なお、我が家の場合は上記のどの項目にも異常はなく、いわゆる「原因不明の不妊」でした。
私は2ヶ月で通院をやめてしまったのでこれらの検査のみでしたが、上記項目以外にも検査があるようです。他のブログなどを参考にされてください。
東京都の助成金制度
保険医療機関にて行った不妊検査および一般不妊治療に要した費用について、5万円を上限に助成されます。
ただし、夫婦組につき、1回に限ります。
私たちは結局申請しませんでした。妊娠が判明すると、助成の対象外となるためです。
通院してよかったこと
辛い道のりでしたが、通院しなければ子どもを授かれなかったかもしれません。
結局は自然妊娠でしたが、排卵リズムを知れたことはその後の妊活においてかなり役に立ちました。(私の場合、排卵検査薬陽性の1週間後以降に排卵日がくる)
また、卵管造影で造影剤を通すことによって卵管の通りがよくなり、検査の後の半年は妊娠がしやすくなると言われているそうです。このおかげもあるかもしれません。
以上、私の不妊治療についてでした。